アリエッティ
観ましたが・・・
ん~・・・
まず思うのは、パヤオなら絶対に「今まで観た事無い絵や動き」ってのが必ずあるんですが
(ぽにょの海上疾走シーンとか)
今回は過去のジブリアニメをブラッシュアップしてるだけで、そういう創造的なアニメートがほとんど無い。
イントロの車で家に行く場面や、クギの回廊、草花のCG処理とかは千と千尋の焼き直し的な感じ。
内容的にも、突然人間側の主人公が「君達は滅びる運命なんだよ」とか言い出すから妙に厨二的。
主人公がそう思うようになるまでの過程とかすっ飛ばしてるから、なんか唐突に取って付けた感が満載。
お手伝いさんの存在も説明不足。小人を捕まえたい気持ちは分からんでも無いが、何故わざわざ残忍そうな描写にするのか?
敵的な存在が必要だからってだけ?
野伏的な小人もイマイチ説明不足な気がするんだよね。
なんで初めて会ったのに名前とか知ってんの?的な。整合性が。
アニメーション自体はジブリアニメのクオリティでありつつも、内容が薄っぺらい感じでした。
とりあえず鱸は市ねって感じは変わりませんが(笑
俺は結構楽しめました。
しかし、主人公が豪華人形セットの台所をアリエッティの家に無理くりセットする場面について、「なぜアリエッティの家があの場所にあるってわかったんだろう?」と思った。
まだ一回見ただけだけど、それを示す伏線はなかったような…
途中の厨二セリフは駿氏のシナリオかと思ったら、新監督が駿氏の反対を押し切って入れたとのことで。
まーでも、整合性をつきつめていくと「小人界の公用語は日本語なのか」というところからだねw
良太
俺も決してつまらなくは無かったんだけど、微妙に残念な出来だなーと(笑
台所交換の場面、何故アリエッティの家をあんなに乱暴に
無理やり壊すような強引さで台所替えたのかも疑問。
もっと丁寧にやれよ、とか思ったし(笑
根本的な事を言うならば、小人の声帯は人間よりはるかに小さいので
果たして人間と意思疎通が出来るほどの音量が出るのか?という・・・
パヤオに殴られそうだけど(笑