お盆鑑賞会

恒例の鑑賞会。100インチスクリーンに格下げになってからは・・二回目か?
いつもは「私が人に観せたい映画」を上映してましたが、今回は趣向を変えて「わたしに観せたい映画」をソース持参でというチャレンジ。
どちらも事前情報は一切無しの状態で鑑賞。

えらくテンポの悪い映画だな~・・というのが率直な感想。
演出の意図は分からなくもないが客観的な視点を持って余分なシーンを削って整理してないのか?という印象。
あとこれは女性向け?の作品なのか?
出てくる男どもが「そんなヤツいるか??」というファンタジーな感じでどうにも感情移入しづらい。
古のオッサンには苦しい映画でした。

 

イントロあたりは面白そうな予感はあったものの、主人公の勝利条件が作中でコロコロ変わったりするので
誰に感情移入して観ればイイのだ??と迷う。
大作風味のガワだけ立派な作品という感じでした。
古のオッサンには苦しい映画でした。

アマプラ消化

犯人のクズ野郎に思ったほど鉄槌が落ちる描写が無いのであまりスッキリしない。
バイカー軍団にタコ殴りになるだけじゃねぇ・・(もちろん裁判で有罪からの死刑は匂わせてますけど)
マシューマコノヒーは上手いですけどね。
あとマイケルペーニャは可哀そうな非白人キャラをやらせるとハマってるよな~・・(笑

アマプラ消化

溜まったら消化だ。

アイルランドの景色を綺麗に撮ってるなー。荒涼としてて住みたいとは思わないけども。
IRA絡みのお話ですが、劇伴がちょっと西部劇っぽい(意図的か?)
そう考えるとイーストウッド味もあるような。
人を殺してもう後戻りできないリーアム爺さんと、それを分かってても受け入れてた保安官の別れのシーンが
ヨカッタですね。
マリアンネ・バハマイヤーを庇っていた人達を彷彿させます(ちょっと違うか)

 

マザファカおじさんとマイケルキートン、あとT1000も出てて何気に豪華。
まぁB級なので設定がガバいからストーリー的にはトホホな感じですけども、多少は楽しめました。
でもあんなに残弾無いと思うんだけどなー・・それSMGじゃないんだから。

B級二本

「魔女狩り一筋800年」というやけに語感の良いキャッチコピーがもはや吉野家である(というかキン肉マンか)
B級なのにイライジャウッドにマイケルケインと割と豪華。
まぁそのせいで「どっちかが黒幕なんだろうな~・・」という疑念を持ちながら鑑賞。半分くらい当たってたか。
ガバいB級なので細かいトコはまぁアレですが割と楽しめました。
ただヴィン・ディーゼルはヴァンパイア物には似合わないような・・・。
「オマエは物理的に殴った方が強いんじゃ??」と思ってしまうので(笑

 

UFOモノにジリアンアンダーソンってのがニヤリとするポイントなんでしょうけど、
製作陣は意図的だと思いますけど主人公の大学生の設定を障害持ちっぽく描いてるので
そこが感情移入できにくくしてる気がします。
彼女を試験会場まで車で送るって約束しといてすっぽかし、その後会った時に「??なんか怒ってる??」ってもはやガイジでしょ。
話自体は割とハードSF寄りで面白いんですけどね。

メイドインアビス

ナナチは無事っぽいですね。あの酒が効いてるのか?
巫女とはなんぞや?干渉器とはなんぞや?というのが早く知りたいですね。
完結したら最初から読まないとちょっとチンプンカンプンな部分もあるけど。

十二方位

たぶん有名なのは「オメラスから歩み去る人々」なんでしょうけど、めちゃ短い短編でした。トロッコ問題みたいな感じ。
藤子不二雄的なSFというか(逆か)
ただどの短編も面白いかって言うと・・・

久しぶりにアースシーの物語を二編読みましたが、イエボーの顛末が知れたのはちょっとした収穫か。
でも私的にはオームアイリアン激推しなので、彼女の話がもっと読みたいんですけどね。

放浪世界

惑星のさみだれや、スピリットサークルが全く面白く無かったのですが
短編なら面白いかな?と思って読んでみた。
あまり「センスオブワンダーみ」を感じさせない話ばかりだったかな。
絵は上手いんだけどやはり合わないようです。

特にメインの短編は宇宙の孤児をパkオマージュしたような感じですが、
全くセンスを感じられない。
同じ題材ならメガゾーン23の方がはるかによく出来ている。
(メガゾーンに関しては石黒昇のインタビューで、宇宙の孤児について知らなかったという事ですが)

メトセラ

ハインラインの中では(そこまでたくさん読んでるワケでは無いけど)夏への扉と宇宙の孤児が好きなんですけど
この本は宇宙の孤児と時系列が一緒の話という事で読んでみました。
ラザルスロング達よりも前にプロキシマ・ケンタウリに出発した宇宙船としてたしかに文中でヴァンガード号の事が言及されてました。
(それだけと言えばそれだけ)

途中までは割と面白いんですけど、要するにこれってユダヤ人迫害からの出エジプトをSFに置き換えただけなんじゃ・・・
まぁ1940年代に書かれたって事は差し引かないとですが。
それに後半に出てくる二つのエイリアン種族も、まぁちょっとご都合主義かな~・・みたいな。古き良き異星人像というか。

順列

いやはや難しすぎてチンプンカンプンでした。
おおよそのストーリーは分かるものの、面白いかと言われると??
下巻の半分くらいまでがほぼ「序章」のような感じ。ひたすら俺理論での電脳空間の構築に関する
理屈?屁理屈?がずっと書いてある。
今のSFだとそこらへんは所与のものとして話が進むけど、こちらはそれをイチから考察してるって感じ。

電脳空間内の電脳空間内に惑星を作って生物を進化させて、わーいエイリアンできたー!とかって笑っちゃうけど。

SF脳

我々はブリアレオスはおろかバトーにすらまだまだなれる日は遠いって感じですかね(当たり前だ)
ブリちゃんに至っては脳を増量してましたしね。
ドクトルマシューの登場が望まれます(イヤ過ぎ)