風立ちぬ
ようやく観て来ました。だいぶ空いてきたので。
ちなみに、あんまり興味が無かった映画なので、事前にあちこちのレビューや解説等を読む事は全くしてません。
観る前は正直イヤな予感しかなかったんですが、観終わってみれば、まぁコレはコレでアリかな~・・・。
もちろん、ナウシカやラピュタのような映画を宮崎が作る事はもう無いと思われるので、それは別に期待して無かったですし。
いい意味で一番ヤバかったのは、ヒロインの声が上手すぎてワロエナイ。
声優じゃなくて女優さん?
詳しく知らないんですけど武蔵境の例の大学らしいですが。
キムタクも彼女の爪のアカを飲んだほうがイイです。マジで。
とくに黒川の家で急遽結婚式を挙げる時に、泣きそうになるのをこらえて喋る演技が神懸かってました。
作画のクオリティは相変わらずの突き抜けた感じで、なにもそこまで絵で表現しなくても・・という箇所まで念の入れよう。
何人の死人が出たんでしょうか。
庵野監督の声は、言われてる程酷くは無かったかな。
映画を観た後に、では他の上手い声優さんが当てたらもっと完成度上がったのか??と言われると、ん~・・・という感じで。
いわゆる「そのへんにいる普通のサラリーマン」的な感じは出てたような気がします。
ストーリー的には、ネタ元の堀越二郎とか堀辰雄は全く知らないんですが、あーいう風に描くしか無いのかな~とも思います。
ヒロインとゼロ戦を重ね合わせれば、病気が治ってめでたしめでたし、という話だとクソみたいなモノになるでしょうし。
もちろん「いやそこは病院に戻してやれよ」とか思ったりもしますけどね。
観終わって「やべー超面白い!」とはならないけど、ここ何作かの中では余韻は結構イイ方だと思いました。
特にクライマックス(だと勝手に思ってる)の、ヒロインが黙って病院に帰るシークエンスだけは、もう1回観てみたいかな。
玄関を開けたヒロインの表情で「あ、コレはアカン・・・・」と伝える演出はいい味出してました。

技術屋には結構ぐっと来るプロットでしたよ。
戦闘機だろうが原発だろうが原爆だろうが『やってよし!』と言われたらチョー盛り上がって開発して結果見て愕然みたいな。どっかのPDP向け開発みたいに二桁億ペソの金銭的赤で済んだし死人も出てないからまだ救われているが。
クロ乙