スタンディングオベーションVS途中バックレ
そんなワケで国際フォーラムに東京ジャズを観に行った。
目的はひろみタン。
そもそもまず、こういうフェス形式のライブを国際フォーラムでやる事自体間違いだろ。
きちんと椅子に座ってなきゃならないし(それも窮屈だし)、そもそも館内は飲食禁止。
お高くとまりやがって。
まぁひろみタンを観れたので全て良しとしよう。
相変わらずのバカの2乗くらいの弾きっぷり。
なんでそんなに弾けますかアンタは。
スパイラルからの曲が中心で、最後はお約束のリターンオブ~。
タイトルチューンのスパイラルを生で聞けたので良かった。
あの超絶カウントしずらい変拍子リフに乗せたソロも堪能。
っつかステージでアレが出来るのはスゲー。
チケを買ったのが結構後だったので席はあまり良くなかった(37列目くらい)が
それでもなかなかに興奮するライブだった。
もっともっと小さい箱で観たい。
と思ったら次回のツアーは、12月に国際フォーラムのCホールだそうだ。
Cホールってどんなトコだ?
ブルーノートとかでやって欲しいな~・・・
神速でソールドアウトする気がするが。
ひろみタン以外の雑感。っつかチックコリアのあまりのアレっぷりにビビった。
・オースティンペラルタトリオ
上原と同じような、弾きまくりのピアニスト。
曲はオリジナルなのかな?結構面白かったね。CDちょっと探してみようと思った。
・ハンクジョーンズ
つまんね(笑
ベースがパティトゥッチ、ドラムがオマーハキムなんだけど、
なんつーかそもそものピアノプレイが渋すぎて俺には退屈に感じてしまった。
予定調和のごとく各自のソロで拍手が起きるが、おまえら拍手したいだけちゃうんか?
曲もいわゆる古き良き時代?(よく知らん)のジャズで、退屈だった。
まぁなんだ、日本で言う人間国宝みたいなもんなんかね?(全然知らない)
ベースもドラムも当然のごとく上手いんだけど(両方とも生では初めて)
感動するほどでは無かった。
特にベースソロでは、ドラムとベースで微妙にノリがズレてて気持ち悪かった。
・チックコリア
いや結構楽しみにしてたんですよ。生で観た事無かったし。
ピアノトリオじゃなくて、withトロンハイムジャズオーケストラってトコに
微妙な不安を覚えてたんだけど(笑
で、不安は的中。
ぜんっぜん面白くない。曲が。
なにその現代音楽?みたいな。
ブラスが10人以上いて、かっこよいビッグバンド風の曲を聴けるのかと
思ったのに。
ドラムも全然面白く無かったしな。ただ刻んでるだけ。
上原ひろみがラスト、スタンディングオベーションだったのに対し、
チックコリアは1曲終わる度に客がどんどん帰っていく(笑
俺も帰った(笑
3曲目でもう限界。
帰りの電車の中で耳直しにラプソディー聞いてた(笑