ガンスリとむげにん

ようやくガンスリと無限の住人を読んだ(遅すぎ)
働きマンはまだ(なにやってんの)

ガンスリは・・・4巻まで買っておいて今さらだが、あんま面白くないかも。
登場人物の中で特に感情移入できるようなキャラクターもいないし、話の筋も
「ふ~ん・・」といった感じで「先が気になる!!!」と思わせるような何かを感じない。
20世紀少年とかに比べて、プロットの魅力というか、そこらへんが足りない気もする。

また、4巻まで読んで気付いたんだけど、コマ割がヘタ。
コマ割というか、コマ内での画面構成。
特に、人物と吹き出しの位置関係があいまいで、どれが誰のセリフだか分からない箇所が結構ある。
これはすごく初歩的な部分でマズイのでは無いかと思うワケだ。仮にもプロの漫画家なワケで。
読者に誤解無く読んでもらう、物語を理解してもらえるように描く、という技術的な事と
物語自体の深みとか厚みは両立するハズである。
ワザと分かりにくく描くというのも一つの手法ではあると思うが、
絵だけで音の無い漫画である以上、誰がどのセリフを喋ってるのか、という事は
分かりやすく描かれるべきである。
話の内容が分かりにくかったり、難しかったりするのとは根本的に違うレベルで
ダメなんじゃないのかなぁ・・・?

単に俺の読解力不足かもしれんけど。

とりあえず、これ以上続きを読みたいという思いもあまり無いので
ガンスリに関しては4巻で打ち止め。

無限の住人は、いやぁやっぱ面白い。
斬新なSF時代劇なワケだけど、ワザとやってるであろう超いい加減な時代考証とかサイコー(笑
江戸時代にそんな風に喋るヤツいねーってば。
登場人物の名前に、作者の音楽好きが見え隠れしてて楽しい。

今回の巻はすごく血生臭い場面の連続ですごく楽しい(笑
カワウソの頭巾には狂気が宿ってるな。

個人的に沙村がスゴイと思うのは、アオリ・俯瞰のデッサン力だと思ってる。
普通そういう構図で描かないだろっつーアングルのコマが結構あって、
デッサン力の確かさが窺える。伊達に美大出身じゃないって事か。

全然関係無いが、会社のサーバ容量が足りなくなってきたっつーんで、システムから
「使ってないファイルを削除しろ、もしくは移動しろ」とお達しがあって
ポチポチと巨大パワポファイルとか巨大エクセルファイルとかを整理してたら
PCが落ちた。
落ちるだけならまだしも、再起動したら何故かオペラのブックマークが全て飛んでいた。
げ~~~~苦労して集めたURLが・・・

全然関係無いが、以前のエントリでほしのこえ結構オモロかった、とか書いた。
その監督が劇場用の長編アニメを制作中なのは何となく知っていた。
「いつから公開だ?」と思ってさっき検索したら、

今週金曜まで

気付くの遅杉。
というか、11/20から公開だったらしいが、上映期間短か杉。
今週金曜以降も上映するにはしてるが、座席数40の館に格下げになってしまう。

雲の向こう、約束の場所

渋谷かぁ・・・
しょうが無いから今週の金曜に仕事帰りに渋谷で観てくるか。
トレオフ日だし丁度イイか。

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