読書

シンプルに、登場するクローン達が揃いも揃ってみんなバカってのが救えない感じですね。
ディストピアものは好きなんですが、これはそこまで面白くは無かったかな・・・。
書かれたのが1976年なんで、まぁそりゃ古いよな、と。

 

気が付けば、これもディストピアものですね(笑
今巻で、けっこうな伏線回収がありましたが、回収方法が地味すぎて読むのに結構注意力いりますね。
宇佐美医師はシロの成長した姿で、ミミヒメの新しい生活での名前が星尾って事は、宇佐美医師が最後を看取ったあの患者って事になります。
また、マルやキルコ達が追ってる迫田医師は、たぶん学園の猿渡医師なんでしょうね。攻撃を受けた時の顔の傷から察するに。
また、宇佐美医師たちがいた秋葉原のビルの地下にいたヒルコは、学園のオーマの変わり果てた姿だったんでしょう。あの精神攻撃から察するに。
マルの名前の由来は、足の裏に識別のために描かれた「○」の記号ですかね。
青島の脳みそを乗っ取ろうとしてた園長ですが、乗っ取ったのはナタであり、のちのミクラでしょう。「あきらめません勝つまでは」は
園長の口癖ですし。ただどこかのタイミングでナタの意識が戻ってる可能性はあります。洞窟に閉じ込められてるイメージがそれでしょうし。
そして園長のカラダそのものは、火葬されてるっぽい描写がありました(自衛隊突入後の、車いすが放置されていた部屋はタラオの時と同じ部屋ですし)

残る謎は、人型のヒルコ達8人と、宇宙に逃げてる準備してるっぽい描写と、接近してくる惑星くらい???

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