うしとら

ようやく文庫版全19巻を読み終わる。

いやーよくここまで描き切ったもんだ。
ラスト2巻くらいは、もうテンションが上がったまんま下がる気配が全くなく
こんなの週刊連載でよくやったもんだよな。

感心するのは、ほぼ全ての伏線をきっちり回収してる事。
さらには初期の登場人物もラストにしっかり絡んでくる事。
短い期間で一気に読んだのでよく分かる。
とらの過去や、真由子のお役目様能力などなど。

これ、最初にプロットを全部考えてから描いたんですかね?
だとしたらものすごい事だと思うんですが。

とにかく熱い漫画でした。
個人的にはオマモリサマがイイ味出してると思いましたねー。
特にとらに守られながら結界を壊して外に出た時の回とか。
最後は冥界に行ってしまったけども。

ナガレが裏切るのは予想外だったかな。
強羅のラストは、ある程度途中から予測できますね。ババァとの会話から。

ラストは悲しいけど明るさも残る良い終わり方だと思います。

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