2012
ラーメン全部乗せを食べたらあんまり美味しくなかった、という感じでしょうか。
要するにディザスターの様子を描写したいだけで、他の要素は基本的にかなりどうでも良い感じに仕上がってます(笑
ディザスターが起こる仕組みや、それに翻弄される人間模様とかは、かなり薄っぺらい印象。
ジョンキューザックはけっこう好きな俳優なんだけど、なんか持ち味が活かしきれて無いような・・・。
金持ちロシア人一家とのやり取りとか、随所に小さな人間ドラマを入れてるんだけど
あのディザスター描写が全部持ってっちゃってしまってる感じ。
その代わりと言うかやっぱりと言うか、映像はすごいです。
もうこれでもかって感じ。
中盤以降、マヤ文明とかもうほとんど関係無い感じで突っ走ります。
最後の最後のハラハラが、単に船のハッチが異物噛んで閉まらない、という
船外の状況とはあまりにもミスマッチな些細なトラブルで、ハッチが閉まらないと
エンジンかかりません、ってどんな設計だよ!みたいな。手動で点火しろよ!
そんな些細なトラブル解消のために命を掛けて(でもなんか安っぽい)水に潜って
異物を取りに行く主人公。
そして最後はいきなり「思ったより大丈夫だった。ヨカッタヨカッタ」とか言って終わってしまいます。
なんだそりゃ!!!!
まぁそりゃ地球崩壊で全員死亡とかいうラストは無いだろうなーとは思ってましたが。
というか、地上で生き残ってるヤツはいないのか?
少ない土地を巡ってこれから戦争が始まるんじゃないのか?
など色々突っ込み所が・・・。
そしてこの記事。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20091123-567-OYT1T01093.html
あれは明らかに皮肉で描いてますよ。それも分からんのですかね~・・・
この記事ねぇ、結構大きく取り上げられて
いたんだよね、本紙で。いやはや。(^_^;)
この映画の宣伝を、「THIS IS IT」見に行ったら、
始まる前にバンバン流れていたので見てしまった・・・
なんだかがっくりしてしまい、これでマイケルの映画が
駄目だったら落ち込み半端無いなぁと思ったけど
良かったので助かりました。ほっ。
私なかなか映画行けないからさ~。
みゅん
あの最後はズッコけるよ(笑
箱舟のブリッジでの、各国首脳を説得する演説も全然心に響かない。
あれならインディペンデンスデイの最後の大統領の演説の方が
はるかにカッコいいよね。