おたくばりうむ
府中の伊勢丹にオートミールを買いに行ったついでに時間があったので
その辺のCD屋でドリームシアターの新作を買ってみた。
今3巡目。
第一印象としては、ここ最近の数作の中では一番イイ感じ。
まずラブリエが活躍してる。各曲が「歌モノ」として結構完成されてる。
今回は曲作りからある程度参加させてもらったんだろうか。
このアルバムだったら、歌っててかなり気持ちイイはずである。
ペトが「オマエは俺が書いた歌メロを歌ってりゃいいんだよ」という態度を
改めたんだろうか。
4曲目なんて、Don’t look past meを彷彿させる。
ここ数作にあった「その繰り返しフレーズ、無駄じゃね?」という部分も減って
割と曲がコンパクトにまとまってる。
無駄な部分が多くて曲が長くなるよりは、無駄を省いて短くした方がイイと思う。
もう二度とメトポリやラーニンのような曲は出てこないと思うので、そういう意味では
「無駄な部分が無くて長い曲」というのは諦めてるんだけどね(笑
ジョーダンの臭くてダサいフレーズが減った。これはイイ。
あのヘンなお遊びフレーズとかも無いし。
音はあんまり好きじゃないけど、それなりにカッコいいプレイも弾いてるし。
ベースがちゃんと聞こえる(笑
まぁライブだと聞こえなくなるんだろうが。
ペトがソロらしいソロを弾いてる。
やっぱり周りから色々言われたのだろうか(笑
ところどころ例のピロピロも弾いてるが、メタルバンドのソロという事を考えると
あの位の分量だったら「スピード感があってイイね」という範疇だと思う。
ただ、音がイマイチかな~・・・
ドラムやキーボードが結構キレイ目の音なのに、ギターだけモコモコしてザラザラした
解像度の低そうな音作りなので(もちろんワザとそうしてるんだろうけど)
いまいち趣味じゃ無いな~。
マイキーはやっぱ自分のバンドだとかっこいいドラムを叩くね(笑
スタック(だっけ?)とかの小物の使い方とか、やっぱ曲にハマってるよ。
ハットの音が個人的にかなり好きな感じ。
終わり方がかなりテキトーな曲が何曲かあった。
なんだよそれで終わりかよって感じで。もうちょっと考えろよって感じ。
「このフレーズかっこいい!!!でも何拍子か分からね~!!」という部分が無くて
ちょっと寂しい。スペック聞きもたまにはイイもんなのに(笑
ちょっと前にジョーダンのソロとペトのソロを聞いたが、結局今回のアルバムを聞いて思うのは
彼らは良くも悪くも「バンドのギタリスト」であり「バンドのキーボード」なのかな、という事。
一人で曲を書かせるとえらくツマランしダサい(笑
でも5人集まれば、結構カッコイイもんが出来上がってくる。
まぁまだ3回しか聞いて無いから、こんくらいしか感想が出てこないけど。
というか賞味期限は結構長そうなので、また違った感想が出てくるかもだけど。