朱雀大路ライブ観戦
日曜日
朱雀大路のライブを観に西荻窪の小さなジャズバー(?)へ出撃。
というか、朝から新宿へスーツを取りに行ったり、色々せわしなく予定をこなしていたので
夕方には既にグッタリ(笑
脚も筋肉痛だしよ。いやこれは良い事なんだが。
ライブが夜9時からなので、空いた時間に2時間ほど家で仮眠を取る。
っつーか日曜の夜9時からライブって、社会人にとってはなかなかアレな時間設定だ(笑
俺は家が近いから(夜だと車で30分くらいだし)イイんだけど、せめて夕方くらいの
スタートであれば、ライブ後に皆で飯でも食えたんだが・・・。
朱雀のライブはこれで2回目。
今回からドラムがかしらから教順に変わった。
ドラムが変わったのは大きいかもしれん。
なんというか、生真面目さが割と薄れて「こんなん出ました、ぷぷぷぷ」みたいな
楽しい雰囲気が出ている感じ。年齢がお互いに近いのも良い作用をもたらしてるのかもしれん。
曲も、前回観た時は完全に観客を置いてけぼりにした感じで、自分達のやりたい事だけに
フォーカスした印象だった。
「自分達だけが分かってればそれで良い」というある意味究極の自己満足な感じかな。
もちろん「芸術とはそんなモンだ」とか言われるとそれまでだけど(笑
ところが例えば今回の1曲目は、6拍子と言いながら案の定途中まで全く拍子が分からないものの
最後のギターソロでようやくハットがリズムを刻んで「あぁそういう事ね」と、一種の
カタルシスが得られる構成になっており、これは聞いてる側からするととても心地良い瞬間だった。
もちろん全部の曲がそういうワケでも無いのだが、全体的に前回よりもユーザーフレンドリー(笑)な
感じになっていたように思う。
「拍を数えないで下さい」というMCの通り、まぁそもそも数えようったって無理な曲なワケだが
でも、それでもおおまかな繰り返しフレーズは見えてくるので(それが何拍子かはもうどうでもよい)
それに合ってるんだか合ってないんだが、微妙な感じで足をブラブラさせていた。
まぁ要するにそういう事だろ。
最後の曲もなかなか面白く聞けたが、欲を言えばもう少し最後に盛り上がりが欲しかったかな。
ギターは、前回のライブを観ただけではあまりその魅力が分からなかったけど、今回はイイね!
なんつーか、基本的なテクニック云々というレベルじゃなくて「弾けてる」って感じ。
引き出しが多くて面白いプレイだね。上手いし。
もう既にどの曲だか覚えて無いけど、割と分かりやすい譜割りパートでのソロとか
カッコ良かったね。
MCも良かったと思うよ。
なんつーか、真面目にやってるんだけどどっか抜けてる雰囲気が楽しいね。
あと、今回は若干曲の解説をしてたと思うけど、そのバランスも良かったと思う。
「微分とは・・」とかって詳細に説明するでもなし、何も説明しないワケでも無し。
前回は説明しなさ過ぎだったと思ってたので、今回はより曲を「感じよう」っていう
モチベーションアップにつなげられた。
しかし、どの曲も最初に教順がカウント入れるんだけど、そのカウントとそこから始まる
フレーズが明らかに合ってない(ように聞こえる)ってのはなかなかシュールっつーか
まぁそこは俺的に笑えるポイントなんで全然OKなんだけど。
ビンちゃんや教順の楽器プレイ自体は、割りと観てるので今さら何か記すべき事は無いのだが、
何の不安も無く見れるってのはイイもんだね。まぁオリジナルだからってのもあるけど。
っつーかついこの前セッションで二人とも見たばかりだしな。
是非アンスタックと対バ(ry
日曜ありがとうございました
今回も感想をたくさん書いていただき、こちらもありがとうございます。
毎回参考にさせていただいてます。
今までもメンバーチェンジを繰り返していましたが
今回の「かしらから教順君への交代」によって、リハの環境が全く変わったり
アレンジの仕方もかなり変わったりと
メンバーチェンジ以上にバンドの変化があったと思います。
ですので、ライブでの雰囲気やその他も
今までとは違った印象になっていたと思いますし
それらが僕らの曲とあわさった時にプラスの方向に作用したようで、なによりです。
ユーザーフレンドリー(笑)については
特に敷居を下げようとかは思ってませんが
曲がスムーズに進行していくことを一番としてアレンジをしてました。
まだまだ十分にできていませんが、今の段階での結果が出たのかと思います。
シュールといえば
「一見、4拍子っぽいんだけど
ビンちゃんの首が明らかに違う動きしてて、それが教順君とシンクロしてた」
と、りょさんがおっしゃってて自分達の事ですがシュールだと思いました。
どうもありがとうございました、
対バンが実現するかは神のみぞ知るということで
これからもよろしくお願いします。