小曽根真
そんなワケで、ブルーノート東京で小曽根観戦。
1年ぶり2度目か。
今回は新しいアルバム「新世界」発売に伴うツアー。
結局アルバム買わずに観に行ったワケだが。
結果から言うと、1年前のライブが素晴らしすぎて、今回はちと微妙・・・
新しいアルバムでは、弦楽四重奏との競演が今までに無い試みだ。
アルバムで弾いてるのと同じ人達が、今回のライブでも弾いてるらしいが
ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロの4人。
まず、新しいアルバムからの曲が微妙であった。
なんつーか、ジャズとクラシックを融合させようとしてるらしいんだけど、
曲に魅力が無い(と俺が感じるだけだが)
アルバム買ってないのでナンとも言えないが、ライブでやった曲は微妙だった。
三楽章に及ぶ長い曲もやっていたのだが、二楽章目が激しくつまらn(ry
とりあえずアルバム買ってみるか。
弦楽の4人はクラシックの人らしく、ヴァイオリンは新日本フィルのセカンド、
チェロは読売交響楽団の人らしい。他の二人は忘れた。
で、やっぱりグルーヴが違うっつーか、ノリが違うっつーか、弦楽四重奏と一緒に
演奏する曲だと、なんかノリが気持ち悪かった。
ライブ中盤には、いつものトリオで演奏する曲もあるのだが(その間は弦楽の人はいったん引っ込む)
それは普通に聞こえるんだよね・・・
個人的に今まで、グルーヴとかを真剣に考えた事も無ければ、学ぼうと思った事も無いので、
単に俺の感覚が間違ってるだけかもしれんが(笑
最初は、そもそもこの手のジャンルに擦弦楽器は合わないんじゃないのか?とも考えた。
どうしてもテヌート気味に流れていってしまう印象があったし。
アタックが出しづらいっつーのかな・・・
でも、ジャズ+ヴァイオリンって事だと、ステファングラッペリとかいるから
やはり楽器の問題では無く、弾き方の問題なんだろうか。
よく分からんけど。
っつーか、そもそも「グルーヴが気持ち悪い」とか言ってる時点で間違ってるのか?(笑
違ってるモノ同士をステージ上で合わせてみた、その実験魂に敬意を表すべきなんだろうか。
小曽根は相変わらずキレイに弾くなぁ、と。俺にはこんな感想しか出てこないが(笑
どこまで行っても優等生な感じ。いやソレがイイんだけど。
ドラムのクラレンスペンは、相変わらずテキトーなんだか真面目なんだか分からないようなドラムを
ニコニコしながら叩いていた。
今回は小物大活躍で、タンバリンとかカホンとか使ってて面白かった。
ベースのジェームスジナスは、いや~相変わらず上手いね。1年間に観て感動したけど
今回も素晴らしかった。
昨日は、どうやら「関係者デー」だったらしく、前出の弦楽四重奏関連の関係者が大勢来ていたらしい。
小曽根がステージ上から客を紹介していた(笑
新日本フィルのメンバーとか、小曽根がやってるラジオの構成作家とか、
知り合いのジャズメンなんかもたくさん来てた模様。
あと何故か、電撃ネットワークの南部虎弾が来てた。
普通に友人同士で来てたみたいだ。さすがに髪型とか目立つので帽子とかメガネを
かけていたが・・
彼はこういう音楽を聴くのか?