神はやっぱり神だった

ジャンル:ボジオ

まさにそんな感じ。

そんなワケで土曜セカンド、日曜の2公演を観戦。
整理番号が良かったので、土曜セカンドは最前列、日曜は2列目でした。
クリニックは行かなかったけど。

なんつーか、こっから先はもう「好き嫌い」ってだけの領域で、
ボジオのドラミングが好きな人にはたまらないが、好きじゃ無い人にとっては
「無駄に手数が多い」「うるさい」等の感想になるんだろうか・・・。

俺はもちろん大好きなので、堪らないワケだが。

生で初めて見て思ったのは、エラく生音がデカい事。
っつーかそこまで思いっきり叩いてるんですね先生・・・
そんじょそこらの「ロック」ドラマーよりも出音の迫力がケタ違い。

必殺技である「スネア連打とシンバル連打の行ったり来たり」も、
マジで腕の残像が見えた。いやホントに。腕が4本あった。
アンジェロ先生のアンジェロラッシュと同様だ(比べるなっつーの)

曲に関してはたぶんメインのキメ以外はほとんど即興だと思われる。
2回観た中で同じ曲も当然何曲かやってるんだけど、あきらかにやってる事が
全然違いました。
あまりにも複雑なキメの曲とか、さすがに揃ってなかったけど、あれをライブで
やる時点で何か間違ってる気もするな(笑
誰かセッションでやってくんねーかな。

ライブそのものの出来は最終日の日曜のが良かったかな。

噂の巨大セットは、各機材が比較的小さく、また結構窮屈にセッティングしてあったので
全体のカサ自体はそれほどデカいワケでは無かったね。
まぁもちろんタム2列とか、他のドラマーでは有り得ないんだが(笑
でもとにかくセッティングは大変そうだ。話ではボジオ本人が一人でセッティングしてるっつー話だったし。
それでもいわゆる「フルセット」じゃ無いトコロが笑うポイントではあるんだが。

大半の曲はギターのアレックスが書いてるみたいだけど、このギターがもうモロに
「僕ホールズワース大好きです」という感じの人。
ボリューム奏法でのコード弾きとかまんまホールズワース。
コードを押さえる手のポジショニングもまんまホールズワース(笑
ソロとかで結構面白い事やってたりするんだが、いかんせん客の大半がボジオ目当てで来てるので
ギターソロ中もほとんどの客がボジオを観てる始末。
オレモダガナー。
そりゃやる気もスポイルされるってもんで、ちょっと可哀想だったけど。

ベースは正直どうかと思ったぞ。
ウッテンを観た後だとどれもこれも凡庸に見えてしまうのだが、特に今回のベースは
あまり魅力を感じず。
やっぱり客が自分の事を見てない事でやる気を無くしたんだろうか・・・。

とにかくこれで、今まで映像だけでしか見る事の無かった伝説(っつーか神話?)のドラマーを
間近で観る事が出来たので大満足でした。
2公演行って良かったよ。
弟は東京全4公演行ってたけど、これも大正解だった模様。

さて次は果たして何年後にやってくるのやら・・・

公演後は、久しぶりにDTTのメンバーが集結。
こんだけ集まるのも久しぶりだね。
久しぶりにシシリアでメシが食えてヨカッタ。

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