今さらの4冊

買ったものの全く読めてない本がそこそこ溜まってきてしまったので、
ひとまず「今さらソレ読むのかよ」という4冊を読みました。
だってまだ読んで無かったんですねん。

出版された時代よりもガジェット類が発達した今読んでも、微妙に「?」なトコもありますが、
やはり色んな作品への影響は分かりますね。
話しの筋は結構単純で、キアヌで映画化されたJMとも繋がってるワケですね(映画は酷かったけど)

 

にびんべん先生が影響を受けたとインタビューで語ってたので、読んでみました。
たしかにニビン先生お得意の遠未来SFで、設定がぶっ飛んでるトコはなるほどなーという感じでした。
設定自体はぶっ飛んでて面白いんですが、話しそのものは「ん~・・??」といった感じ。
特に誰かに感情移入できるワケでも無し。
月から戻って来たリリヨー達もほとんど脇役扱いですしね。

 

え?そこで終わるの??という感じで唐突に終わってる感がしますが、
読むのにだいぶ時間が掛かりました・・。
作者の思想というか哲学??的なモノ(二元論とか影への言及とか)は
ゲド戦記でも滲み出てましたが。
まぁ突っ込もうと思ったら、ゲンリーアイはたった一人で訪問しない方がヨカッタでしょ(笑
恒星間宇宙船を持てる科学技術があるんだから、もうちょっと・・・アレですよ。

 

どうしても夏への扉と比較してしまうんですが、同じSFと言えどかなり違うサブジャンルだとは思いますが
いやいや全く面白く無い(笑
訳が壊滅的なのは、アマゾンのレビューでかなり書かれてたのでそこは差っ引いても、
アメリカ人と日本人とでは「独立戦争」に対する感慨が全く違うんでしょうかね。
なんでコレがオールタイムベストなのかよく分かりませんでした。
まぁ初出が1960年台ですからね~・・・。

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