Archive for the ‘アニメ・漫画’ Category.

のだめ

のだめの最新刊も出てた。
密かに卓上カレンダー買おうとしてますが(笑
しおりは鈴木萌でした。清良がよかったのに・・・

全然関係無いけど、あさってから秋の交通安全週間なんだって?
みなさんも気をつけて下さいよ。
初日に捕まった事のある俺が言うのもなんですが(笑

漂流教室

いつも暇つぶしに寄る三鷹は東八沿いの本屋に行ったら、文庫版の漂流教室が全巻揃ってた。
迷わず買う。
しかし文庫だから小さいな~・・・

はるか昔、小学生か中学生くらいの頃に読んで以来だ。
話の筋はほぼ覚えていたものの、改めて読んでみると結構説教くさかったり(笑
あと、相当長い期間未来で生き抜いていた記憶があったが、どうも一気に読むと
1ヶ月くらいのスパンの話なのかな・・??

しかし今から約30年前の作品って事を考えると驚異的だ。
というかはっきり言ってこんなストーリー思いつかんだろ普通。

惜しむらくは、もうちょっと画力があると未来の禍々しい風景がよりリアルになったんだけど。

小さい頃読んだ時は単純に「怖い」という印象が強かったけど、今回読んでみると
母と息子の絆がかなりしっかり描いてあって、最後なんて結構泣ける。

しかしプロットがけっこう雑というか、これ楳図自身も途中でどう終わらせるか微妙に
分からなくなってんじゃね?という感じが伺える(笑
最後に衛星が降りてくるなんて、それ反則だろ(笑
まぁいいけどさ。
かなりの荒唐無稽さでも、それを含めてなお読ませるのはさすがだよ。

ウィンダリア

週末はDVDを片付けるぞー!とか思いながら、結局観れたのはウィンダリアだけ。
まぁいいんですけどね。

ウィンダリア

公開当時に観た事ある人ってどのくらいいるんだろうか。
時期的にはラピュタと同時期くらいだったらしいが。
俺?観たに決まってんだろばかやろー。

最後に観たのは、大学生の頃に突然観たくなって近所のレンタル屋を探し回ったっけ。

今改めて観ると、製作時期の割には作画レベルがイマイチかな・・とか思ってしまう。
はっきり言って今のテレビアニメにも劣ってしまう部分がある。
なんつーか脇役のデザインが結構いいかげんだよ(笑
アクションシーンも、幻夢戦記レダ系の(というかスタッフ同じか)いかにも80年代!
って感じ。宮崎系や板野系ともまた違う。
まぁラピュタと比べたら可哀想だな。あっちは神懸りな出来だと思ってるので。
コマ送りでアクションシーンを見ると、隠れキャラのウサギがいたりするのはご愛嬌か。

しかし話はやはりイイ!!!泣きまくりんぐ。
悲劇のクライマックスは2度出てくるワケだが、どちらも演出の妙というか、
絵をきっちり止めて魅せてくれる。時間伸ばしの姑息な手段ではなくてね。

音楽もいいんだよね。
主題歌・挿入歌である「約束」「美しい星」が、ほんとドンピシャの場所で流れてくる。
歌以外も、各場面にマッチしたサントラだと思う。
昔買ったカセット持ってるけど、カセットを再生できる環境が今無いんだよな(笑

消化もりもり

超人ロック冬の虹3巻
超人ロックシリーズの中では、最初期の頃のエピソード。まだ地球が舞台の頃だ。
基本的に死なない主人公なので、作者が死ぬまで続くんだろうか・・・

超人ロックひとりぼっちのプリンセス
冬の虹は少年画報社だが、こっちはメグコミックからの同時発売。
しかしなんだ、作者がもうけっこう歳なので、いわゆる「ラブコメ」に関するセンスが古い。
なんつーか非常に古臭い。
超人ロック自体は俺が小学生の頃から読んでる漫画なワケだが、その頃はまだまだマニアック
というか、一部の人しか読んでなかった(ハズだ。よく知らんけど)
少年画報社の少年キングで連載してたんだけど、少年キング自体が廃刊(?よく憶えてない)
だかなんだかで、一時期連載が止まってた。
で、メグコミックだかで連載が再スタートしたら、何故か若い女性(たぶんに801系?)に
ヒットしたらしく女性読者急増。
たぶんその女性読者に合わせるカタチで、再スタート後からロックの恋愛系エピソードが
増えてくる。
昔はそんなエピソードはごく僅かだったんだが・・・
ところが作者のセンスが古臭く、どう読んでも80年代頃の少女漫画チックな風味なワケだ。
あんまり好きじゃ無いね~・・・
「書を守る者」シリーズのような、壮大なエピソードをまた読んでみたいが、作者の気力・体力・やる気
が微妙だな。

エイリアンVSプレデター
会社に常駐してるアニオタシステム屋さんが貸してくれた。
監督が、バイオハザード(1作目の方ね。2作目はクソだったが1作目はまだ見れる)の監督っつー事で
微妙な不安を感じながら観たが、まぁまぁだね。
公開当時に映画館に観に行こうと思ってて結局行けなかったが、これだったら行っても良かったかも。
プレデターがいい人(?)なのが笑った。エイリアンはどこまで行っても悪役だね。
まぁ逆にエイリアンがいい人だったらかなりヘンな映画だけど。

ゴーストハンターズ
上記のシステム屋さんが「どうしても観てくれ」と言ってなかば強引に渡されたDVD。
まじヤバい。
遊星からの物体Xのジョンカーペンター&カートラッセルコンビだが、これは一体なんだ???
まぁ狙って作ったんだろうけど。
カートラッセルが中国人カンフー使いと戦ったり、妖怪と戦ったり、とにかく荒唐無稽。
話の内容もB級を通り越してC級突入。
いやいや狙ってやったとしても、これはあまりにもアレだ。俺の2時間を返せ(笑

漫画いろいろ

本屋に行って20世紀少年の最新刊を買おうとしたら、
無限の住人の新しいのも売ってた。やっほ~い。

そういえば、ハガレンは2週間前に買ったのに未だに机に積んだままです・・・
やはり何か強烈に惹かれるモノが無いのだろうか・・・

勿体無いのでいずれは読むつもりですが。

カンタービレ

そーいえば、昨日本屋に行ったら、のだめ最新刊が出ていた。
迷わずゲット。
しかし、ここ最近はどんどんマジメな方向に行ってるなぁ・・・
いや、マジメ路線も面白いけど、最初の頃のあの破壊的なギャグ漫画的面白さも
捨てがたいのだが。

来月はイニシャルDの新刊も出るみたいだね。

楽しみだ。

ガンツとPLUTO

水曜はトレオフの日だったので、会社帰りに本屋に寄って色々と物色するという
非常に人間的な事が出来た(笑

ガンツ16巻[/url]、[url=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091874320/qid=1114649129/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-2785236-3596305]PLUTO2巻が発売されていた。

ガンツの方は、表4にネタバレが書いてありゲンナリしながら読む。
きんにくらいだーはちょっとツボ。絵に描いたようなDQNカップルが泣ける。
しかしこれであの空手マンに死亡フラグが立った気がするんだけどなぁ・・。
本誌を読んでないから分からんけど、子供を守って死ぬんじゃないのか?

PLUTOはまだ読んでないが、アトムがかわいすぎる(笑

ファンタジックチルドレン

昨日、脚のトレを終えて家でエサを食いながらボケーっとテレビを見てたら
えらくコナン(未来少年の方ね)っぽいアニメがやってた。どうも最近のアニメみたいだ。
激しく途中の回らしく(後で調べたら第10話だった)話の筋がサッパリ分からないが
ヲタ向けの臭みがあまり感じられなくて結構好感の持てる感じだった。

ファンタジックチルドレン

あぁ、やっぱりコナンのスタッフなのか(笑
キャラクターデザインに華が無いのがイマイチな気もするが、逆に萌えキャラとかも
嫌いなのでこれはこれでいいのかね?
よく分からんけど。

どんなアニメなの?知ってる人いたら教えて下さい。
サイトのあらすじを読んでも、人の名前が繋がらなくてサッパリ分からん。
それなりに面白そうではあるが。

現在DVDが1枚目が発売されて、2枚目、3枚目がもうすぐみたいだが・・・

20世紀少年その他

20世紀少年とホムンクルスを買ってきた。
あと、こんなのが出てたので買ってみた。
小説もあるらしいけど、文字たくさん読むのがメンドーなので基本的に避けます(笑

ほしのこえは、前にケーブルTVで観て面白かったので、後日談というか
その後が描かれてるのかな・・と思ってコミックを買ってみた。
絵があまりにもオタ臭かったら買わなかったけど、これはまぁそんなに
臭気を放ってなかったので手に取ってみた次第である。
ほしのこえに続いて制作されたアレは、個人的には微妙な出来だった気がするのは
以前のエントリで書いた気がする。
ヲタ向けに媚びた感じの声優が気に入らなかったっけ・・・
モチーフは面白いと思ったんだけどなぁ、と偉そうに言ってみる。

というか3冊とも買っただけで読んで無い。

微妙にスッキリ

別にトイレに逝ったワケでは無く、昨日に引き続きアマゾンをウロウロしてて
ウィンダリアを見つけてカートに放り込んだ時だ。

レビュアーの一人が書いていた論評に激しく同意したからである。
何と言うか、昔から漠然と考えていて、でも上手く言葉に表せなかった思考を
サクっと明快な言葉で代弁してくれてるようで、「あーなるほどね!」と。

以前から思ってた
「なんで最近のアニメってつまらねーのかなー」
という漠然とした疑問というか感情に対する一つの答えなのかな、と。
いや、もちろん最近のアニメでも面白い作品(面白そうな作品)はあるけどさ、
たまにテレビつけるとやってるガンダムなんとかとか、どーなのよソレって感じではある。
過去を美化しすぎなのか?

以下引用

あの「天空の城ラピュタ」と同時期にひっそりと公開された映画。まだ日本アニメがギリギリで純国産だった頃の作品で、最近のセルアニメが同じカットの使い回しや止め絵、漫画的デフォルメなどで時間稼ぎをしているのに対し、これは基本的にそういう見窄らしさを感じさせることはない。

 キャラクターデザインのいのまたむつみの絵柄は1990年代以降のアニメキャラの直接のルーツの一つと思われるが、近年のキャラデザイナー達と違って同人誌文化を経験していないからか個性を失っておらず、「どこかで見たようなキャラ」という印象を受ける事もない。背景美術も丁寧で、海の街イサ、山の街パロ、そしてウィンダリアの樹の質感描写は見事である。

 ストーリーはシンプルでまさに「童話めいた」ものだが!、脚本の藤川(「宇宙皇子」の作者)も脂がのった時期であったこと、上述のような丁寧な作りがなされていることで作品世界の奥行きは確保されており、何度も繰り返しての鑑賞に足る佳作である。日本アニメの制作者の中心はこの後しばらくしてコミケ世代に移り、アニメで育った者が同じアニメファンに向けて作る、つまりあらかじめコードを共有した人々のサークル内での生産と消費に移行していった。それは楽屋落ちやパロディ、引用といった安易な演出の濫用を招き、アニメという枠組みの外では到底評価出来ないような安物ばかりが生み出されるという結果を引き起こした。そういった観点からこの作品を見ると、マニアでない人間が作ったアニメの良さを再評価すべき時期なのではないかと考えさせられる。
 主題歌はアマチュア時代の新居昭乃のデモテープを聴いた音楽監督の門倉が即決で採用を決めたというエピソードを持つ極めつけの名曲で、エンディングでこの曲が流れだすタイミングは絶妙としか言いようがない。見終わった後もしばらく席を立てなかった映画というのはこれが初めてだったと思う。