小曽根観戦記
金曜のセカンドを観戦。
っつーか仕事がヒマヒマ状態だと、セカンド開始の時間まで時間つぶすのが
結構大変だったり(笑
今回は小曽根トリオの10作目「リアル」に伴うツアーのようだ。
と言ってもアルバム買ってないけど。
小曽根を観るのはこれで3回目か。いずれもBN東京。
トリオで1回、トリオ+弦楽四重奏が1回。
今回は初の試みでフェンダーローズとかも使っており、
フェンダーローズの時はベースはエレベを使用。
生ピの時はいつも通りウッド。
しかしエレベとウッドってチューニング違うんじゃ無いのか?
と思って調べたら、なんだ同じなんだね。ミラレソ。
ギター(4度)とバイオリン(5度だよな?)みたいに違うのかと思ってた。
観てる時は、「よく頭をすぐに切り替えられるな~」とか思ってたんだが。
エレベはフォデラのダブルカッタウェイの5弦フレットレスだった。スルーネック。
しかし音は先週観たアンソニーの方がイイ音出してたな~・・
アンプのせいか、ピックアップのせいか、音がモコモコしてて細かいフレーズが
聞き取り難かった。
あ、フレットレスだからかも。
しかし彼はエレベよりウッド弾いてる時の方がカッコいいね。
ドラムは相変わらず、テキトーなんだかちゃんと叩いてんだか分からないような
不思議なドラムを叩いてた(笑
しかし今回は曲が微妙だった・・・
新しいアルバムは買わなくても良さそうだ(^^;
なんというか即興部部分がちょっと(俺にとって)前衛的過ぎて、いまいちよく分からんかった。
矢野と比べると、言葉は悪いが矢野は「ジャズ風味のポップス」という感じなのかな~・・・。
いやそれが個人的に非常にツボなワケだけど、小曽根はもう完全に「ジャズ」という感じか。
まぁ音楽のジャンル分けがそもそも不毛なのは百も承知なんだが、
しかしチルボドと小曽根はたぶん違う「ジャンル」にはなると思うけど(笑
空気が振動してるだけって意味では全て同じだけどね。
音を聞いて「これイイ!!」と思ったのを取捨選択してるだけで、それが所謂どのジャンルに
属してるかなんて基本的に全く意識しない。
しかしその為には「まずは音を聞く」という行為が必要で、それには時間も金も掛かるな~
という感じか(笑
今回だって3000円しないアルバムを買うかどうかを判断するのに8000円払ってライブを
観たようなもんだしな(^^;
さらに言えば、一番最初の「よし音を聞いてみよう」という段階での取捨選択には
やはり「好きな(あるいは好きになれそうな)ジャンル」というモノが無意識に介在してる気も。
だって氷川きよしを聞こうと思わないし、レゲエやユーロビートを聞こうとは思わないからな~・・・