変拍子

日曜日は大塚にかしら達のライブを観に行った。

↓事前に掲示板に書かれていたバンド紹介の文面

> 今回演奏する曲は全てインストで2種類に分けられます。
> 1種類は、フレーズの1部をパルスとして捉え、
> そこから便宜上の拍子がついた変拍子系の曲。もしくは積分系の曲。
> もう1種類はフレーズをトータルで捉え、それを記譜できる範囲で細分化していき再現す
> るという曲、こちらは微分系の曲です。
> これらは対称的なグルーヴですが、どちらも楽しんでいただければと思います。

いや、正直ワケ分からん(笑

ギリギリでライブハウスに到着。会場には久しぶりに会うDTTの連中が10人くらい来てた。

曲は・・・・やっぱりワケ分からんかった(笑
とりあえず拍子が分からん。さっぱり分からん。
「最後の曲は4拍子ですので手拍子をお願いします」とか言っておいてケンカを売ってるような
キチ●イ譜割り。オマエ4拍子って言いたいだけちゃうんかと。

ただやっぱり演奏は上手い。上手いけどワケ分からん(笑
でも上手いからこそ、やりたい事はなんとなーく伝わってくる(気がした)
もっとも、真の意味でのやりたい事は、作曲者にしか分からないとは思うし、
聞く側が作曲者の意図を100%汲み取れるワケは無いんだろうけど。
(汲み取らなくちゃいけないってワケでも無いし)

客受けという意味で言えば、完全に客を置いていってどっかに逝ってしまってるワケだけど
これも一つの音楽であり、個人の表現欲求の現れなんだという意味では、こういう表現を
たま~に聞いて自分の脳みそをシェイクするのも悪くは無いな、と。

というか、打ち上げのお店まで、客が出演者の機材を手分けして運んでるのって
それってどうよ?とか思ったり(笑
いや、それが面白いんだけど。
っつか、俺が運んだベース用ラック機材、電源トランスが入ってるだかで超重かったんですが。

打ち上げは大層盛り上がった。
DTTの古くからいる連中がこんだけ一同に集まったのはかなり久しぶりなんでは?
みんな元気そうで何より。
テーブルのあちこちで濃すぎる会話が飛び交っていたが、話の輪に加わらなくとも
ハタからその光景を見てるだけでも楽しかった。
俺はあんま濃い話にはついてけないし、出来ないけどね。

しかし、DTTに対して「昔は面白かったな~」という感想が聞かれたが、
そういう感想が出てくる事自体、既にDTTが集団として疲弊期に入ってるんだろうなぁ~・・
誰が悪いってワケでも無いけど・・・って、もしかして俺のせいか?(笑

誰かが無理になんとかしようとしても、いずれ綻びが出てきてしまうし、
まぁ、なるようにしかならないんじゃん?というのが今のトコロのスタンスか。

No Comments

  1. 昨日はおつかれさまでした より:

    というわけで、初投稿してみました。
    良太でございます。

    いやーすごかったですな朱雀大路。これからも鍛錬と
    ライブを重ねれば、いつか(玄人筋から)絶大な支持
    を得るバンドになるんじゃないかと思ったよ。
    そして、久々の面々との再会も楽しかったね。準ちゃ
    んの筋肉もウホッというカンジでした。

    だがしかし

    >俺はあんま濃い話にはついてけないし、出来ない
    けどね。

    Watchtowerのビデオオーナーが言うか!(笑)

  2. Re: 昨日はおつかれさまでした より:

    >きむりょ
    お~、ようやく来てくれた!
    きむりょ好みのエントリも結構書いてるつもりなので
    これからもコメントよろしく~!

    そして日曜はお疲れ様でした。楽しかったね~。
    今度また古株集めて飲み会とかしましょう。

    教順やビンのアフリカ大陸系リズムの話は、もう完全に
    俺のキャパの斜め上を行ってましたよ(笑
    リズム求道者達は、最後にアフリカに辿り着くんでしょうかね?

  3. ありがとうございました より:

    ビンです。
    日曜はどうもありがとうございました。

    ライブ後にみなさんに書いていただいたアンケートの結果も
    ほとんどが解りにくいというものでした・・・
    僕としましては、お客さんにある程度は理解していただい
    たうえで好きか嫌いかの判断をしていただきたいですし、
    解りにくさの要因もいくつか思い当たりますので、
    次回ライブには曲をかなり解りやすい形に解体・再構築して
    望もうと思ってます。「解りやすく」といいましても微分や
    32分が消えるわけではないのですが(笑)

    >というか、打ち上げのお店まで、客が出演者の機材を手分けして
    >運んでるのってそれってどうよ?とか思ったり(笑

    ほんとうにありがとうございます。
    そしてすいません・・・

    >っつか、俺が運んだベース用ラック機材、電源トランスが入っ
    >てるだかで超重かったんですが。

    あのラックは大当たりといいますか、大ハズレといいますか・・・

    打ち上げとても楽しかったですね。会うのが、去年の6月(でしたっ
    け?)のセッション以来の方も多く懐かしかったです。

    >教順やビンのアフリカ大陸系リズムの話は、もう完全に
    >俺のキャパの斜め上を行ってましたよ(笑

    リズムの微分がもともとはアフリカのものですので、ちょっと前から
    いくつか聞いてます。以前、拒否されたマグマよりかは親しみやすい
    と思いますよ(笑)

  4. Re: ありがとうございました より:

    ビンちゃんお疲れ~!

    >僕としましては、お客さんにある程度は理解していただい
    >たうえで好きか嫌いかの判断をしていただきたいですし、

    やはり難解さがネックだね。
    ビンがやりたい事は、他の人からすると難解。
    でもやりたい事をネジ曲げて平易な曲を書く事は意味無いよね。

    お客さん全員が音楽理論やリズムの理論に詳しい人ばかりでは無い。
    (詳しい人の方が割合的には少ないと思う)
    では、難解な曲(と他の人が思ってる曲)をどうやって
    理解してもらうか。作曲意図をどう伝えるか。

    例えばこんなのはどうだろう。
    最初にMCで曲を解説してみるって方法。なるべく易しく詳しく。
    例えばそれこそホワイトボードを持ち出して、大学の講義みたいに(笑
    テーマを実際に弾いてみたりの実技も交えて、博士と助手みたいに、
    ビンと小宮君で掛け合いながらコンセプトとかテーマの解説をする。白衣を着ればなお良し(笑
    ビン「小宮君分かりますか?」
    小宮「ん~・・ちょっと分かりません」
    みたいな(笑
    コミックバンドみたいになっちゃうけど。

    あとは、例えば簡単なモノでもいいから、全曲の譜面を
    お客さんに事前に配っておくとか。
    例えて言うなら大学の講義のレジュメみたいなモノ。
    コード進行とかテーマとかがある程度書いてあって、
    ちょっと譜面読めれば「なんとなく」やってる事が分かる(かも)

    想定客層の音楽理解レベルをどこに置くかで対処法は違うと思うけど、
    さすがに、あ~いった曲をその場で初めて聞いてパっと理解できる人は
    少ないと思う(俺を含めて)
    やりたい事が変わらない以上、また、お客さんに理解してもらいたいって願望がある以上、
    どこかで「解説」って作業は必要な気もするが・・

    まぁ、あくまで俺の個人的所見ですけど。
    またライブ行きますね~。

    五人一首の方は、鈴鹿遠征の準備等で大忙しなので
    ちょっと無理かも・・・