っつーワケで行ってきた。鈴鹿。
結論から言うと、
アクティで行くと遠い。
これだ。
ハイエースだったらもっとラクなんだろうが、そんなに頻繁に行くワケでも無いので
まぁいいか。
行きは、夕方4時くらいに出て5時に東名川崎インターに到着。
そこからひたすら名古屋目指して走るワケだが、いかんせんスピードが出ない(笑
いや、出そうと思えば110キロくらいまでは出る(ただし平地のみ)
しかしアクティのレッドが7500からなのに、常時6000以上を回しているのは
非常に怖い(笑
そんなもんで、だいたい5000回転くらいで巡航しようとすると、自ずとスピードは
80~90キロくらいである。もちろん一番左の車線しか走れない。
遅いトレーラーを見つけては、その後ろにくっついて走った。
トイレや買い物のために2回ほどPAに寄った以外はノンストップで走り、
名古屋ICに10時着。
そこからほど近い北国さんの家で一泊。宿提供ありがとうございました。
実際に会うのは何年ぶりか。いつもネットで会話してるから不思議な感じ(笑
うちから持っていったボビージャーゾンベクのビデオを渡し、代わりに
マルコミネマンのDVDを貸してもらった。
もっと色々話したかったがお互い翌日は朝早いので、早めに就寝。
翌日5時半に起床して6時出発。
名古屋高速から東名阪で鈴鹿を目指す。さすがに朝6時だと道がガラガラ。
7時過ぎには鈴鹿サーキットへ到着。生まれて初めての鈴鹿。
遊園地も併設されてるからデケー。筑波とは大違いだ(笑
とりあえずピットに入る。すでに何台か来て準備をしていた。
さすがに主催者のエイミングスポーツが京都の店なだけに、京都、大阪ナンバーが多い。
受付を済ませ、車両の準備に取り掛かる。準備っつっても、保安部品は既に
取り外してあるので、後はガソリンと空気圧だけである。
念のためアンダーカウルを外してオイル漏れ、水漏れの有無を確認。
ブレーキキャリパーボルトの締め確認などなど・・
今回は2組に分かれての走行で俺はBクラス。10:30からの走行である。
Aクラスの走行がついにスタート。
俺もツナギを着て準備を・・・・ツナギがさらにキツクなってる(笑
今回は腰痛防止のため、ワコールCWXの腰サポーターを着用したためさらにツナギがキツイ。
走り出せばあまり気にならないんだけどね(前傾姿勢だから)
そしてついに自分の走行時間が来た。
今回の走行会は、名目上は「先導者付きの体験走行」なので、先導者はもちろん
前を走るバイクも追い抜き禁止である。ただしあまりにもペースが違う場合は、
ストレートに限り追い抜き可である。
なんだか微妙な気もするが、まぁ初めての鈴鹿だしマッタリ走るか。
Bクラスの中でさらに上級、中級、初級と分かれての走行である。
とりあえず中級の列に並んで出走を待つ。
最初の一周は完熟走行で、かなりペースを落として走り、一旦ピットインして
止まらずにピットスタートである。
・・・・・・?
一週目の完熟走行と、2週目以降のペースがほとんど同じなんですが・・・・・
・・・コーナー進入時に渋滞になってるんですが・・・
中級ってこんなペースなのか?ヒザすら擦れないペースってのもちょっと
虚しいなぁ・・・サーキットだぜ?ここ。
さらに、前のバイクを追い抜こうにも、みんな直線だけは飛ばす(笑
抜くまでには至らない(至れない)
俺の鈴鹿走行は、このまま不完全燃焼ちっくに終わってしまうのか・・と
悶々としながら一本目が終了。
次の走行は何故か15:30から。5時間も先である。
とりあえず車の中で寝る。
二本目の走行時間が近づき、同じピットで、さきほど上級者クラスで走ってた人に
色々聞いてみた。
やはり上級と中級は極端にペースが違ったらしい。上級者の人達も、中級クラスに
追いついてしまって、追い越し禁止のため抜くに抜けず、コーナー手前が物凄い
渋滞になってたとの事だった(笑
上級は前田淳さん自身が先導なのでかなりいいペースらしいが、初めてのサーキットで
それはちと怖いので、上級者クラスの一番後ろに加えてもらえないか、スタッフに
交渉してみたら快諾してくれた。エイミングスポーツはいい店だ(笑
俺と同じ事を考えていた青いブラックバードの人と二人で、上級者クラスの後ろに付く。
俺が最後尾。
とりあえずスタート。今度は結構快適に走れる。っつか上級者の人がどんどん
先に行くので、目の前のコーナーが空いてて快適。
しかし今度は、目の前の青いブラックバードが邪魔(笑
コーナーでは余裕で刺せそうなんだけど(追い越し禁止だから刺せない)
いかんせん直線では追いつけない。
(バイクに詳しく無い人の為に書いておくと、相手のバイクは排気量1100cc、俺のバイクは600cc。
相手のバイクは、直線は速いが車体が重いためコーナーでは不利)
また悶々としながら青ブラックバードにピッタリくっついて走っていると
デグナー出口で譲る素振りを見せた。すかさず抜くが、後から考えると
直線以外で追い越し禁止なんだよな・・
まぁあまり気にせず、ようやく自分のペースで走る事ができた。
今回の俺的課題は、
・直線でちゃんと伏せる。
・コーナーでの伏せを意識。
・ケツの移動量
・左コーナーの練習。
の4点である。
直線では、なるべくリラックスして「伏せながら休む」事を意識した。
てんぱってくると、直線で伏せててもカラダにチカラが入ってしまうんだけど
なるべくカラダのチカラを抜いて、深呼吸する事を意識した。
コーナーでの伏せも、なるべくイン側のヒジが90度くらい曲がるまで上体を伏せる
ように意識してみた。
ハングオン時の腰の移動量だけど、結局分かった事は、現在のステップ位置だと
俺の足が短くてあまりにケツをずらすとステップに足が届かない・・・
という悲しい現実だった(笑
いや、前から分かってたけど。
アウト側のステップにつま先立ちすれば、もっと腰はズラせるんだけど、
Rブレーキの操作やシフトの操作もあるので個人的には、アウト側ステップは
土踏まずで踏みたい。
苦手な左コーナーは、練習しようにも、鈴鹿も右コーナーのが多い(笑
でもさすがにヘアピンでは、クリップ付近(もっともバンクしてる)で
ヒザが擦れるようになって嬉しかった。まぁ右コーナーみたいに擦りっぱなし
というワケには行かないんだけど・・
左ヘアピンの数をこなせば、後は慣れの問題だと感じた。
新たな問題点というか、要改造ポイントとして、ブレーキパッドが挙げられる。
今現在は、メッシュホースだけで、後は全てノーマル。
ノーマルパッドは、絶対的な制動力自体に問題は無いものの、握り始めの
制動力の立ち上がりが速すぎて、いわゆるカックンブレーキになり易い。
もちろんブレーキ操作を慎重にすれば問題無いワケだけど、ただでさえサーキット走行で
神経がてんぱり気味なのに、余計な神経を使いたくない。
自分のフィーリングに合ったパッドを探して来た方が早い。
とりあえずパッドのリサーチだな。
走行後に、何故か青ブラックバードの人がピットにやってきて
「直線だけ早くてスミマセンでした」とか言って来た。
いや、抜いた俺が悪いんだし・・。まぁタダの遊びだし気にして無いし。
しかしその後がイケナイ。「抜かれた後、後ろから見てましたが上手いですね~」
おい!俺ごときを上手いと思ってちゃ、オマエ下手すg(略
まぁ抜かせてもらった手前、その後は結構一生懸命走ってたんだけどね(笑
心配だった天気も、当日は薄曇が続く天候だったため、非常に走りやすい気温であった。
事故も無くトラブルも無く、結果としては非常に楽しかった。
はるばるアクティにバイク積んで行っただけの価値はあると思った。
走行後に「これからアクティで東京まで戻るのか・・」と考えたら吐きそうになったが(笑
最後に主催の前田淳さんに挨拶をして鈴鹿を後にした。
帰り道も、ひたすら遅いトレーラーの後ろにくっついて80~90キロで巡航。
途中、浜名湖でメシ食った以外は、なんとかノンストップで帰宅。
5時に鈴鹿を出て12時に帰宅。片道420キロ、7時間の旅が無事完了。
これでこの夏の俺的メインイベントが無事終了。
後は来週の筑波走行で、今期の会社の夏休みを全て消化予定。